2015年山行記録


登山期 間 2015年06月28日
山域 奥武藏/冠岩沢
参加メンバー 天野、東家(記録) 計2名
日程・行動概要 川口4:00〜川越5:00〜 冠岩集落入口〜〜〜
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今年初の沢登りで冠岩沢に行きました。
場所は武甲山の南にあり、140号線を進み、浦山口から秩父さくら湖を通り、冠岩に向かいます。
冠岩への分岐の林道は通行止めとあるものの、車の通れるスペース、轍もあるが、道は良くありません(底が傷つきそう)。集落はすでに廃村となっているらしいが、途中まで舗装され、脇の電柱もコンクリでできている。ただし、車やらポットやらゴミがところどころ散らばっており、残念な感じ。トポにある冠岩橋は林道終点の駐車できるようなスペースのちょっと先の鉄製幅1mくらいの橋と思われます。ここから沢の左岸を歩いて進みます。堰堤が2つ過ぎたところで入渓します。樹林で覆われているため、かなり快適に進みます。最初に現れる滝は3m。右壁に登れそうな感じはありますが、少し手前を巻いて通過。流木が多く、ものすごく堆積している。右岸に山道があるものの途中でなくなっていて、上側に行きすぎるくらいなら、素直に進んだ方が楽。ここからは進むとメインの滝が出てきます。最初に3段8mから2段15m。滝の右側から登り、少し登って残置ハーケン。左に丈夫そうな立木があるものの、直登で左手少し伸びたところの枝にランニング(私は回収係)。そこから少し登って終了。久しぶりもあり、かなり緊張。直後右手に5m2滝。1つ目は左からぐるっと回って滝の正面側にでるも広めの足場があるのと、ホールドがあるものの、乗り込む際にヌルヌル滑る。本日一番怖かった箇所(泣)。2段目は普通に登り、
最後の一歩が初心者に難しいと書いてあるものの、こっちの方が断然楽でステムで登れます。このあとトイ状滝を通過し、(ワサビ田は見てません)。そして25m大滝。右の巻き行くもグズグズで足場悪い。登って右に行けば良さそうですが、左側に登ってしまい、右側にトラバース。ここから少し登って滝の方に戻るようにトラバース。斜面が急で注意とあるものの、しっかりした立木もあり、特に問題なし。滝の落ち口のすぐ上にでてきます。ここからはしばらく進み、2段6mが現れ、その奥に8m滝が見えます。岩がところどころ赤いですが、滝の部分は別に赤くない・・・。右を巻いてここからは100m以上登って稜線にでます。最後の方まで水が途切れることなく、また、枯葉の堆積具合すごく、雪のラッセルとほぼ同じ感じな上、勾配もあるため、足がパンパンです。上に出ればハイカー何人かとすれ違い、時間も正午くらいなので、それなりにハイキングルートとしては登られてるようです。鳥首峠の方に進み、右がところどころ大きいブナがあり、左側は植林されてるようです。
やけに大きいブナの2本目が現れたところが尾根の分岐になっており、そこから下っていきます。
左側が植林だったのが、いつのまにか全部植林になっており、途中の尾根を左側に進みます。トポには870mのピンクテープ云々と書いてありますが、降りる側についてますね・・・。下ると5分もしないうちに鉄塔が現れます。伐採したあとがまだ綺麗で最近作業されたものと思われます。そして、この作業エリアのせいで歩きづらいです。そこから下って、廃村にたどり着きます。村といっても3棟だったらしく、一つは完全に崩壊しており、もう一つもかなり朽ちてます。奥の一つだけ、ガラスなどもまだあり、ものすごく荒れてるっていうような感じではありません。ただ、ここで暮らすのは相当大変そうです。住所とかあるんでしょうか・・・。廃墟を後にして、少し行くと入渓した場所にでます。ここから駐車した場所まで戻ります。車も止まってないので誰も入らなかったようです。アクセスもそこまで悪くないのですが。道は奥まで行くと突き当りなのですが、釣りかイベントでもあるのか、車やら自転車やら意外と通ります。あと往路と同様に帰路につきました。
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