2016年山行記録


登山期 間

2017年3月25日

山域

八ヶ岳西面/横岳/大同心・雲稜ルート

参加メンバー

藤井、黄(記録)

日程・行動概要

24日?中野駅(10:00)?中央道?小淵沢道の駅(12:30)?仮眠?(5:00)〜美濃戸登山口〜赤岳鉱泉〜大同心雲稜ルート取り付き(10:00)〜ドーム(18:00)〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸登山口(21:30)

3月の八ヶ岳は春先ではなくまだ真冬。

3/25晴・曇

三週間前の谷川は寝不足で出発時間がかなり遅れた教訓もあって、今回は早めに集合して仮眠時間を確保した。

5:00に起床しテントをたたんで出発。5:30に登山口に着く。四駆はやはりいい。

八ヶ岳の朝は寒い!舐めるつもりはなかったが、フリースの手袋しか持ってこなくて大失敗。鉱泉に着いた時は指の感覚が完全になくなった。小屋前に登山客が大勢いて、賑やか。

登山道を辿って、大同心沢のトレスが見えるが、パス。少し登ったが、尾根へのトレスがない。やはり沢からつめるしかないかと話し、沢のトレスに戻って登り始める。途中から雪も深くなり、滑りやすくなったので、スパッツとアイゼンを装着。9:30ごろに基部に着く。



10:00 1P目

左へくだり気味にトラバースして取り付く。

出たしのクラックに0.75は入る。一段上がって、人工セクションに突入。藤井先輩はやはりあぶみの達人だ!はやい。自分は出たしにちょいドライして楽しいと思ったら、人工セクションで大苦戦。あぶみも練習しないといけないなと思った。

11:45 2P目

人工セクションはやはり上級者に任せる。

ということで藤井先輩にリードしてもらうことに。

前回先輩はこのピーチでル落下し、捻挫したのを思い出した。リベンジになるかと期待したが、今回も負けた。テンション、A0、人工を駆使し、何とか登った。

13:45 3P目

日が出てきて漸く暖かくなり、登る気もわき始める。

目の前の出っ張りを右に回りこみ直登する。かぶり気味で怖い。ホールドがいいが、ピンはハーケンでいまいち信用できない。

草付きが見えるところに終了点がある。切るか切らないか悩む。直登はルートに見えないし、左に行くとロープの流れが悪くなるし、やはり切ろう。

14:40 4P目

トッポに3級と書いているが、リードに1時間ぐらいかかった。

10メートルぐらい上がってからの草付きは悪すぎだ。一生懸命トライしたが、結局あきらめて右の岩を登った。前回はこのあたりの草付きをすいすい登ったから、ルートだと間違って、右の岩がルートのよう。

16:005P目

凹角を直上し、バンドでビレー。

一箇所右に回りこまないといけないから、苦労した。クライミングシューズだと簡単だろうが、アイゼンはやはり難しい。

16:45 6P目

右にトラバース。

景色がいい。バンドも結構広いから怖くない。

最終ピッチは時間切れで、割愛。

結局前回と同じことになった。やり残しがあり、又来ようぜということだ!

藤井先輩はかなりばてたようで、おまけにヘッドランプも忘れて、降りは安全第一ゆっくりと硫黄岳を経由して下山。駐車場に着いたのは21:30だった。

明日の総会に備え石和温泉郷24時間営業の瑰泉で心と体を癒しておいた。



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