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【登山期間】;2000年7月22日〜23日
【山   域】;谷川岳/一ノ倉沢/烏帽子奥壁変形チムニー
【参加メンバー】;外山、稲葉 計2名
【日程・行動概要】
22日;一ノ倉出合(06:00)…取付き(07:30)…中央カンテ合流(11:30)…終了点(15:00)…南稜テラス(16:30)…一ノ倉出合(19:00)
23日;C.S⇒湯テルメ3級⇒各自帰宅

稲葉記
7月22日 晴れ後曇り
 金曜夜、外山君を水上で拾い駐車場に12:00到着。車内で快適に寝る。
 先週同様、朝から青空が広がる。雪渓は一部穴が開いたが、しっかりしている。他パーティーも少ないのでゆっくりテールリッジを登る。奥壁は僕たちと凹状に1パーティーだけで静かだ。変チの取付きには例の赤マークがある。
●1P (稲葉) V
 出だしは簡単だが、ピンがかなり少ない。落ちたら絶対折れそうなリングボルトに最後のプロテクションを取り、ビレイポイントへ這いあがる。
●2P (外山) W
 傾斜が落ちたスラブのピッチ。ピンが2本しかとれず、外山君びびる。それゆえのW級だろうか?
●3P (稲葉) W+/A0
 例の赤マークが左上するかんじであった。お助けシュリンゲが下がり、出だしから躊躇したが左側のホールドが動くので迷わずA0でこえる。ほんとにW+か!?このピッチは2ピッチつなげたので変チの真下まで行ける。
●4P (外山) W/A1(X+)
 いよいよ核心のピッチ。チムニー内は左側が苔むしてホールドは使えない、右側はガバが豊富なのでザックを苔にこすりながらずり上がる。支点もたくさん有り、外山君はあぶみを出す。僕はセカンドでフリーで楽しませてもらった。(ここで股関節痛めた)
●5P (稲葉) V
 少し右上して中央カンテへトラバースする。
●6P (外山) W+
 意外と難しいミニチムニーをこえるピッチ。散々外山君をあおっていたがセカンドの僕もてこずった。この上のテラスで休憩する。精神的に2人ともかなり疲れ、いっぱいいっぱい。
●7P (外山) V
 核心を僕がリードする為、順番をかえる。少々もろいスラブのピッチ。
●8P (稲葉) W/A1
 1つ目のハングは前よりもろくなったようだ。お助けシュリンゲが豊富。2つ目の垂壁で初めてアブミを使う。時間も無いのでザイルをめいっぱい伸ばす。
●9P (外山) W
 左上する凹角。すぐピッチを切り休憩、烏帽子岩が見え登攀も終焉。水筒の水が尽きる。
●10P(稲葉) W
 烏帽子の肩までザイルを伸ばす。1ヶ所だけしょっぱい。
●11P(外山) V+
 このルートの第3の核心。脆いヌルヌルルンゼをトラバース。