私と小澤さんとのメモリアルルートに行ってきました。メンバーは先週同様、東尾根の面子。
GWのような陽気で暑くビバークは楽だった。今回もトレースが残せる良い山行になった。
【登山期間】;2007年3月3〜4日
【山 域】;谷川岳/一ノ倉尾根〜西黒尾根下降
【参加メンバー】;藤井、桜井、稲葉龍 (報告者:稲葉龍)
【日程・行動概要】
2日;さくら(20:00)⇒谷川ロ−プウェ−駐車場(23:00)
3日;指導センター(5:00)〜一ノ倉沢出合(6:15)…一ノ倉尾根(8:30)…第一岩峰(10:00)…γルンゼコル(13:30)〜懸垂岩基部(15:00)
4日;CS(6:00)…懸垂岩突破(8:00)…3ルンゼ合流(11:00)…一ノ倉岳頂上(12:30)〜トマノ耳(13:30)〜指導センタ−(15:00)⇒各自帰宅
稲龍記
3日 快晴 −2℃
一泊前提なのでゆっくり出発。気温は先週より格段に暖かい。当初尾根末端から登ろうと思ったが、雪が安定しているので出合いから入ってすぐの左岸から入る小沢から尾根に入る。雪尻の抜け目を這い上がり稜線に出る。雪質はモナカで歩きにくく、藤井が先頭でラッセルする。雪不足でかリッジが細く雪尻の張り出しも大きいので後から見ていて崩壊しないか内心ヒヤヒヤしていた。ガイドでいうアンザイレンテラスからは尾根が岩峰に吸収され左上ルンゼに入る。ザイルを出さずに登ったが結構急で雪も悪かったので登り切ってから後悔した。イカン。ここからはザイルを出してほぼリッジ通しに2Pをグサ雪+石楠花ブッシュに苦闘する。リードした藤井に感謝。小ピ−クから短い懸垂をしてγルンゼへの10mの懸垂ポイントへ。雪が少ないせいか残置シュリンゲが立ち木にぶら下がっていたので岩に巻きなおして使用。懸垂は20m近くあり50mザイルでちょうどだった。今年は本当に雪が少ないようだ。前回はこのγルンゼのコルに泊まったがシュルントも大きく、気持ちが悪いので懸垂岩下を目指すことにする。笹の草付きをダブルアックスで登り懸垂岩直下に到着は15:00。やはりノートレースは結構時間がかかった。テラスは3人並んで寝るには少し狭いので雪を削って拡張する。ハーケンを打ちザイルを横に張り巡らしてツェルトを設営。なかなか快適そう。夜が来てもいっこうに寒くなく、早い夕食を済ませ20:00就寝。
4日 快晴 2℃
4:00起床。手早く朝食をとり核心の人工のピッチに取り掛かる。今日も藤井にオールリードを任す。登攀開始6:00。ちょうど登り始めようとした所で下から単独の人が登って来た。スゲー早い。この先もソロで行くのか!?懸垂岩の出だしはピンが近いが中間と抜け口のフリーが難しい。残置のシュリンゲも無くなったらより厳しいだろう。その後の悪い凹角はガバは多いがやはり一歩が悪い。ここは1人づつフォローして私が2P目をザイルを引きずって登り小ルンゼ手前でビレイ準備。藤井、桜井さんを向かえ再び藤井を送り出す。50m一杯ザイルを伸ばして我々がフォロー。そのまま、追い越して2人で登るとリッジ状になり岩稜に出たところで藤井を迎える。
ここからはザイル不要と判断し各自フリーで5ルンゼの頭を目指す。日差しも強くなり暑くて上着はアンダーになる。3ルンゼの合流点で大休止すると先ほどのソロの人が登ってきた。松木で見た事ある人と思って聞いて見たら噂のmoto.pさんでした。この先はmoto.pさんが先行する。ダイレクトルンゼをダブルアックスで登り5ルンゼの頭11:00到着。中央稜からの2人組も登ってきた。一の倉山頂に12:00に着くかと思ったが結構足にキテいてペース上がらず。12:30山頂到着、写真を撮る。トマの耳へ続く道がボコボコと潜り体力を搾り取られた。西黒尾根を駆け下り指導センターへ15:00到着。久しぶり疲労困憊した山行だった。

左上ルンゼ |

岩峰のリッジ1P目 |
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滝沢上部 |

一ノ倉岳頂上 |