もろくていやらしい谷川のイメージを一掃し、快適なフェースクライミングができました。
【登山期間】;2007年10月6〜8日
【山 域】;谷川岳/一ノ倉沢
【参加メンバー】;藤井、黄、町田、桜井 計4名
【日程・行動概要】
6日;南陵フランケ
7日;微風快晴(町田・黄)
CS(6:00)〜一ノ倉出合(6:30)〜南稜テラス(8:30)…登攀開始(9:00)…登攀終了(11:30)…南稜終了点(14:00)…南稜テラス(14:30)〜一ノ倉出合(16:00)〜CS(16:30)
三ルンゼ(藤井・櫻井)…0:30に帰幕
8日;雨で中止
黄記
10月6日 晴れ
変形チムニーが濡れていた為、南陵フランケに転戦、全員完登。
10月7日 晴れ
3ルンゼを登る藤井・櫻井パーティーが出掛けたら、われわれも起床しゆっくり準備に入る。今日もいい天気だ、昨日の星空にやはり騙されていないのだ。昨日南稜フランケダイレクトルートを登ったときに、微風快晴2P目の出だしが濡れていることを確認したが、こんなに晴れているから乾いてくれるだろうと期待が膨らんでいる。一の倉出合いに着いて衝立岩がはっきり目の前に立ってる。昨日と同じパターンで谷をゆっくり登って行く。テールリッジ手前の斜面に休憩していると、神奈川県からの中央稜3人パーティーが登って来る。挨拶したら谷を登ることにより懸垂の手間を省いたおかげて、すっかり追い抜いたよう。南稜テラスに着いて、順番待ちで大人数、賑やかだ。南稜はやっぱり人気だ。我々は隅で少し休憩を取り、登攀を開始する。「3ピッチもリードする?」と町田さんに聞かれ、「大丈夫ですか?」と不安に問い、「じゃ、1ピッチ目をリードするから、2・3ピッチをやって〜」。せっかく町田さんがいるから、「はい。」
●1P
小ハングを抱きながら、体を上げる。立ってあれば、安定する。右にトラバースするが、少し細かい、バランスが重要だ。草つきを登ったらビレー点に着く。
●2P
核心。昨日濡れていた出だしが乾いている!すっきりした岩が目の前にある。綺麗なフェース岩だ、やはり裏切りなしだ。「2本目が遠いから、気をつけて。」と町田さんに注意される。確かに遠いなあ〜右のコーナを使って登っていくが、気合いがなかなか入らない、3回程「行くよ」と言った後で、足を壁に踏ん張って思い切り体を上げる。しかし右に寄り過ぎて、ピンにはヌンチャクが掛けられない。落ち着くのだ!目の前にガバが見えているし。「飛ばします。」と言いながら、3本目に着く。錆びているかよ〜まあ、ないよりは増しだ。クリップして一休み。
一歩上がり、二回目の右トラバースに入る。細かい!左足が先なのに、右足がそのスタンスを占領している。「やり直します」と町田さんにコール。緊張するな、集中するのだ。体を下げ、気合いを入れ、カチを掴む。ようやく終了点に着く。支点をセットし、一安心。拾っていけばホールドもスタンスもあるが、勇気と集中力が試される1ピッチだ。
●3P
ボルト沿いに登っていく。ホールドが大きくて豊富。最初は右を登っていくが、最後は穴を掴んでフェース正面に戻り、草つきに入る。南稜に入り、3ルンゼパーティーの二人の姿が目に入る。「おーい!」と声をかけたら、手を振るのが見える。
町田さんの指導の上で念願の微風快晴を登れて、気分晴れ晴れ。南稜の渋滞も風景になっているのだ。皆、頑張って〜!